残業代の請求について
残業代請求は、残業代の算定根拠となる証拠の収集という問題があります。
また、残業代の計算についても細かな計算が必要になります。
裁判で残業代を請求する場合には、証拠の収集と残業代計算の2つをクリアしなければなりません。
そんなときは、弁護士、司法書士、社会保険労務士など専門家への相談が良策です。
証拠としては、主に次のものが挙げられます。
- 1, 労働条件通知書または労働契約書
- 2, 給与規定
- 3, 就業規則
- 4, タイムカード
- 5, 給与明細
未払い賃金請求の訴状サンプル
訴状
平成**年**月**日
新潟簡易裁判所 民事部 御中
原告 ** 印
住所
原告 **
電話
FAX
住所
被告 **
賃金支払請求事件
訴訟物の価額
ちょう用印紙額
請求の趣旨
1 被告は原告に対し,金**円及びこれに対する平成**年**月**日(返還期日の翌日)から完済まで年5分の割合による金員を支払え
2 訴訟費用は,被告の負担とする
との判決並びに仮執行の宣言を求める。
請求の原因
1 原告と被告は,下記内容の労働契約を締結した。
2 原告は**年**月**日から**年**月**日まで被告会社で勤務した。
3 給与支払日は経過している。
証拠方法
附属書類
1 訴状副本 1通
2 甲号証写 各1通